腸内環境が、人生を制す!

【2024年10月4日】

さて、本日の本題に入ります。幾ばくかタイトルが、スラムダンクを真似してしまいましたが、決して大げさなお話ではありません。かくいう私も、今年の2月に【潰瘍性大腸炎】という国家指定の難病に患ってしまい、現在治療中です。

腸内環境は、その方の人生を左右するぐらい大切な消化器官です。今回はその理由と、具体的な対策の仕方を解説していきます。

まずは、腸の種類。

・小腸

・大腸

・盲腸

大きく分けるとこのようになります。小腸は、食物を消化し吸収するところ。大腸は、小腸で栄養として吸収されなかった物が、便に変わり排泄されるところ。そして、盲腸は小腸と大腸のつなぎ目のところにある腸で、盲腸はなくても人体に支障をきたさない器官です。

特に重要なのが小腸と大腸の腸内環境。次に腸内環境の良し悪しから通ずる、メリット・デメリットを述べていきます。

メリット)

・自律神経が整い、疲れが取れやすい

・セロトニンが分泌され、イライラ解消、睡眠の質向上

・便秘や下痢などの不快症状解決

・免疫力の向上で、風邪をひきにくい

・善玉菌の恩恵で、肌がきれいになる

・アレルギーに強くなる

・ガンになりにくい

デメリット)

上記の全て逆

日ごろから、何かしらの不定愁訴に見舞われているかたは、これらの特徴を見るだけで、いかに腸内環境が大事か否かが分かると思います。人体は、腸から出来ます。脳はあるけど腸がない生物はいません。逆に、腸はあるけど脳がないクラゲなどは存在します。脳と腸は密接な関係にあり、【脳腸相関】と言われます。

現代はストレス社会と言われます。SNSの普及、ネットによる情報過多、コロナ過の行動制限。ストレスにより脳がダメージを食らえば、腸もダメージを受けます。では次に、どうすれば腸内環境が整えられるのか?

・食物繊維の摂取で食事に気を付ける

・日光を浴びる

・腸マッサージ

・運動

・朝食の摂取

・腸の掃除屋ホルモンを有効活用

過去の記事で取り上げている項目はここでは割愛し、【朝食の摂取】と【腸の掃除屋ホルモンを有効活用】についてを詳しく取り上げます。

朝食を摂取すると、食後1時間後に腸の蠕動運動が始まります。これは大腸のある便が、腸の蠕動運動で刺激され排泄されやすくなります。一般的には、腸の蠕動運動というラッキータイムは、毎食後ごとにはでなく、朝食後の1度のみといわれています。生活リズムによって、昼や夜という方もいらっしゃいます。

さらに、腸と胃は連動しており、胃に刺激が入ると腸も活発に動きます。これを、胃・結腸反射といいます。朝食を摂取すると、蠕動運動と胃・結腸反射によって、排便が促され腸内環境が整うというものです。

そしてもう一つが、腸の掃除屋について。これは、モチリンというホルモンが関わります。このホルモンは、空腹時に現れ、消化器官を掃除してくれます。便の残りかすなども細かく集めてくれ、腸が空っぽになるように掃除をしてくれます。そしてこのホルモンを最も有効的に使えるのは、就寝中です。寝ている間に一掃してもらえると、翌朝スッキリ便が出ます。寝る3~4時間前には夕食を終えると理想的です。

腸内環境を整えるには、摂取と排泄、精神状態や生活習慣が大きなカギを握ります。ご自分に当てはまる項目をぜひトライしてみてください。ご参考までに☆

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