糖質制限

【2024年10月2日】

本日は糖質制限について。ファスティングや糖質制限など、健康を意識している方なら興味があるのではないでしょうか?実は専門家の間でも賛否両論あります。というか、今回のテーマに関わらず物事には必ず良い面も悪い面もありますので、それらを理解された上でご自分でご判断いただくのが一番かと思います。ただ、内容が分からなければ、良いも悪いも判断できかねますので、今日は糖質制限についてのメリットと過剰摂取のリスクをお話していきます!!

まず気になるのが体脂肪。脂肪が増える時は糖質の過剰摂取が考えられます。文字からして、脂質を摂取したほうが脂肪に変わり太るのではないか?と思われるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。ですが脂肪に変わりやすいのは糖質です。結論から言えば糖質及びカロリーそのものを制限した方が良いです。

本来食事は一日1食~2食で十分と言われます。3食は摂りすぎで、経済発展の為に【朝食】という概念を作ったとかなんとか言われます…。人体の生理的な構造としては、朝というのは【排泄する時間】といわれます。その為朝はしっかり排泄をしなければ体には悪く、むしろその時間に朝食という形でご飯を入れてしまうと排泄が出来ないとも言われます。ただ、そのことに関しては異論もあり、【胃・結腸反射】という作用が腸にはあります。胃に食べ物が入ってきたら、腸が反応し排泄されるというものです。食事中、特に朝食時にお手洗いに行きたくなるという経験はございませんか?話が少しそれてしまいましたが、糖質並びに食事の摂りすぎには気を付けましょう(*_*)

ではここで、糖質並びにカロリーをしっかり摂取した際のリスクを挙げます。

・内臓が休まらない
⇒食物の消化・吸収に4時間~5時間掛かる為。朝・昼・夜を摂ってしまうと休む暇がない。
・古い細胞(ミトコンドリア)が生まれ変わらない
⇒空腹状態(飢餓)になると古い細胞を破壊してエネルギーにかえる。常に満腹状態だとミトコンドリアは古い細胞のまま使いまわしされる。
・免疫力の低下
・ガン細胞の増殖
・糖尿病(糖尿病網膜症や糖尿病腎症など)
・シミやシワ、動脈硬化などの疾患(AGE(終末糖下産物)が増えるため)
などがありますがまだまだリスクはあります。

仮に糖質が多いものを制限したところで、ほとんどの食事には少なからず糖質が含まれているので、まったく糖質を摂らないことにはならないです。なので糖質を制限することの弊害は、ほとんど無いと考えていただいて大丈夫です。脳の唯一のエネルギーがブドウ糖(糖質の最小単位)と言われますが、糖質が不足している場合は、体内の脂肪がケトン体に分解され脳を動かすエネルギーになると言われています。しかもそのケトン体を燃焼してエネルギーに変わる際は、同時に脳内にセロトニン(幸福物質)が分泌され脳が快楽を感じると言われています。

他には下腹部のビール腹、日中の眠気、倦怠感などは糖質の過剰摂取も考えられますので、それらの症状がある方は一度糖質制限をお試してください!
ぜひご参考までに(^^♪